【窃盗にはご注意を!】コロンビアのリアル

危険 TRAVEL

コロンビアの情報をネットで検索すると、必ず治安が悪いと謳う記事が出てくると思いますが、果たして実際のところはどうなのか。

コロンビアで一人旅をし、 CouchSurfingで寝泊まりした私の経験を基に書いていきます。

また、カナダで出会ったコロンビア人の友達から聞いた現地のリアルも添えてお伝えします。

コロンビアの治安は良くなっている?

コロンビア

コロンビアはかつて麻薬大国と言われるほど大規模な麻薬製造密輸がカルテルによって行われていました。

また、20数年前はテロや外国人誘拐が頻繁に行われ、まさに無法地帯でした。

しかし、2002年に就任したウリベ大統領の政策によりテロ発生件数が激減し、麻薬撲滅法の施行で 麻薬製造密輸も減少しました。

現在もコロンビア政府は、麻薬の取り締まりと警備の強化により治安回復に努めており、コロンビアの友達も昔よりは安全になっていると言っていました。

実際、首都のボゴタとかつて麻薬都市だったメデジンを観光しましたが、危ない雰囲気は感じられませんでした。

 

他国と比べるとまだまだ危険

治安が回復してきたコロンビアですが、他国と比べると治安はどうなのか。

外務省が提供している海外の都市別危険レベルの地図を使って、隣接国のブラジルと比較してみました。

ブラジルの地図
コロンビアの地図

上がブラジル、下がコロンビアの都市別危険レベル図です。

一目瞭然ですが、コロンビアはブラジルよりかなり治安が悪いです。

図の色は、色が濃いほど危険な都市を表していますが、コロンビア全域が注意必須レベルに指定されています。

このことから分かるようにコロンビアの治安は回復している一方で、依然治安は悪いということです。

コロンビアで多い犯罪

危険

犯罪が多いコロンビアですが、背景には人口の3分の1近くが最低ラインの貧困生活を送っていることが関係しているかもしれません。

ではどんな犯罪がコロンビアでは多いのか。少し紹介したいと思います。

誘拐

2002年には3000件近く誘拐の事件があり、国家的問題にもなっていた犯罪です。

しかし、2017年には200件を下回っており、日本よりも少ないことから今ではそこまで多い犯罪ではなくなっているようです。

ちなみに誘拐発生件数ぶっちぎり1位トルコは2016年、約25,000件誘拐が発生しました。

トルコ旅行をお考えの方はくれぐれもご注意下さい。

殺人

統計によりますと、近年コロンビアでは毎年10,000件の殺人事件が発生しているそうです。

この数字は非常に多く、2016年、人口比率の殺人発生件数で世界16位になっています。

ちなみに上位勢はほとんど渡航禁止国なのでコロンビアの危険度合いが分かると思います。

強盗

コロンビアで現在最も多い犯罪がこの強盗です。

近年、貧困層の増加により増加の一途を辿っている強盗事件ですが、2016年には146,642件発生しており、世界4位の多さです。

日本がこの年2000件強盗が発生していたので約70倍も違います。

コロンビアでは強盗に遭い、抵抗した被害者が殺されるケースが多いらしいので、もし強盗に遭ったら大人しく従うことをおススメします。

実際に遭った上手すぎる盗難

盗難強盗

強盗、盗難が多発しているコロンビアですが、実際に私が旅行をしている時にも被害に遭ってしまいました。

バックパックを持って南米縦断をしていた時、一か国目のコロンビアを出て隣のエクアドルに向かう時に事件は起きました。

コロンビアからエクアドルへ陸路で国境移動考えていた私は、コロンビアの首都ボゴタのバスターミナルから国境付近の街イピアレスまでバスで移動を試みました。

朝方バスターミナルに着いた私は、事前に購入していたバスのチケットを持ちバス乗り場で目当てのバスを待っていました。

バスターミナルは人も少なく、治安も悪そうではなかったので特に心配もしていませんでした。

この余裕を後々恨みました

目当てのバスが到着し他の乗客と一緒に乗り込むと、バスターミナルのスタッフのような服装をした男性が席の番号を聞いてきました。

自分の番号を答えると席まで案内してくれ、荷物を棚に上げてやるよと言われ私は何の疑いもなくバッグを彼に預けました。

荷物を上げると彼は私に日本が好きなんだと話しかけてきたので、久しぶりに日本好きな外人に遭った私は気分よく3分ほど会話をしました。

会話を終えるとバスが出発するので彼は降りていきました。

出発して5分後、バッグから荷物を取ろうと棚を見たときに私は異変に気付きました。

バッグのチャックが全部開いており、すぐに私の一眼レフがカメラバッグごと盗まれていることに気付きました。

そこから国境付近までの十数時間、怒りと管理の甘さで一睡もできませんでした

彼は会話している間、私の目の前におり、降りる時も何も持っていなかったと思います。

恐らく他に共犯者がいたか、単に他の乗客が盗ったのかもしれませんが、いずれにせよ荷物は自分の目の見える所に置くべきだと痛感しました。

今まで棚に荷物を置いたことがなかった私ですが、まさかこの一回で盗られるとは。。。

これを読んでいる人が同じ被害に遭わないことを願います。

 

治安は確かに悪いけど。。。

コロンビアのラ・ピエドラ・デル・ペニョール

ここまでコロンビアの治安について自分の体験談を元に話してきました。

正直この記事を読むと治安が悪いので行きたくなくなるかもしれませんが、被害に遭った私が言うのも何ですがコロンビアは非常に良い国です。

僕がボゴタで泊まったカウチサーフィンの宿主は、無償でおいしいご飯を作ってくれたり、街を案内したり友達の交流の場に僕を誘ってくれたりしました。

観光地も素晴らしくご飯もかなりおいしいので、また訪れたいと思う国の一つです。

治安が悪いイメージはやはりありますが気を付ければ全く問題ないので、南米旅行の際には是非コロンビアを訪れてみて下さい。