この記事では、ガラパゴス諸島に行く前に知ってほしい島のルールや観光中に役立つことを紹介します。
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動植物を第一に考える

ユネスコ自然遺産に登録されているガラパゴス諸島では、古来からの生態系を守るため以下のようなルールが設けられています。
- 食べ物やアルコールなどのいかなる物(植物や動物)も持ち込み禁止
- 動植物のみならず貝殻や砂、石、木片などの持ち帰りも禁止
- いかなる物(石でも)にも触ることを禁止
- トイレも小・大のいずれも島では禁止(施設のみ可)
- 動物の撮影時にフラッシュを禁止
- 動物の2m以内には近付かない
- ビジターサイトでの飲食・喫煙を禁止
- 遊歩道を外れて歩くことを禁止
上記で挙げたルールは大原則のルールなので決して破らないように注意しましょう。
食べ物の持ち込みに関してですが、フルーツや野菜など生のものはダメですが、
缶詰やパスタ、お米、その他の加工品など生態系に影響を与えないものは持込みokです。
ガラパゴス諸島に発着時の手荷物検査で持ちこみ禁止物を所持していた場合は、
その場で捨てられる可能性があるので十分気をつけてください。
上記以外にもさまざまなルールがあるので、到着前にもらう島内の注意事項書をよく読んでおきましょう。
物価が高すぎる

ガラパゴス諸島内はエクアドル市内と比べて倍ぐらい物価が高いです。
エクアドル市内で外食した場合1食300円前後ですが、
ガラパゴス諸島内のレストランで食事をした場合
モーニングなら600円前後、ディナーなら1000円以上はします。
スーパーのビールも500円ほどするので物価が安いエクアドルにしてはかなり高い方です。
また、島に入島する際に支払う入島料が$100もするので現金を多めに所持していきましょう。
自炊するなら醤油は必須

ちょっとオーバーなことを言いましたが、
自炊する場合は醤油をエクアドル市内から持参することをおススメします。
ガラパゴス諸島の食費は高くつくので米やカップヌードルを持参して自炊するツーリストもたくさんいます。
ガラパゴス諸島の市場では新鮮な魚の刺身が袋売りされており、
中でもマグロが絶品なので是非食べていただきたいです。
島内のスーパーにも醤油が売られていることがありますが、味が日本のものと少し違うのでおススメはしません。
フェリー乗車時には酔い止めを

ガラパゴス諸島内の島間の移動は高速フェリー船を使用するのですが、
この高速フェリー船が非常に高速です。(笑)
私は数回乗船しましたが、毎回一人は船酔いで吐いている人がいました。
幸い私は船酔いしない体質なので酔い止めは必要ありませんでしたが、
心配な方は飲んでおくことをおススメします。
ちなみに、吐く人が多いせいか、船内には嘔吐用の袋が常備してあります。(笑)
エルチャトまで徒歩は死ぬ

最も観光客が集まる島、サンタクルス島の人気観光地の一つに、
保護されている自然のゾウガメを観察できるエルチャトという施設があります。
この施設がかなり市内と離れた場所にあるため、港付近に停まっているタクシーに乗車して向かう必要があります。
ほとんどの人は事前に情報を集めてタクシーで向かうと思いますが、
私のように下調べ不足の愚か者は片道4時間の道を延々と歩く羽目になってしまいます。
私はスコールに遭いながら半泣きで歩いて向かっている際に、
通りかかった車に乗せてもらったのでまだマシでした。
あの距離を歩くのは無謀なのでみなさんタクシーを使いましょう。(笑)
シュノーケルツアーでシュノーケルは受け取りましょう

普通に観光してれば遭遇しないレアケースです。(笑)
私が参加したウミガメとシュノーケルを付けながら泳ぐツアーでは当然のごとく、
シュノーケルが参加者に配られました。
しかし、シュノーケルを付けると泳ぎにくいし邪魔だと思ったイカれた私は、
ゴーグルだけもらい海に向かいました。
序盤はたくさんのウミガメに出会いテンションが上がり、人魚のように泳いでいました。
しかし、海に1時間ほど(体感では)潜りっぱなしのこのツアー終盤になると疲労が溜まっていき、
ウミガメと戯れる余裕がないぐらい浮くことに精一杯でした。
シュノーケルをもらってないもう一人の中国人の顔も最後は死んでいました(笑)
シュノーケル考えた人は天才でした。
以上、ガラパゴスに行く前に知ってほしい6つのことでした。
ルールを守り、是非楽しい旅行を。